マニュアルでの課金設定又は請求書発行
予約に際して支払いを求める場合、オンラインでの支払い処理を用いずに、システムを介しないマニュアルでの処理を行いたい場合もあると思われます。
予約システムでは単に代金を提示するにとどめ、窓口での現金受け取りなど任意の支払い方法の提示や、直接来店時にてクレジットカード決済を実施するなど多様な方法があります。
予約時のオンライン決済と異なり、当然ながらマニュアルでの決済についてシステムは実際の支払いの実施について自動的に認証することはできませんので、請求に関しては各種利用されている請求書発行プロバイダーにて支払い状況を確認する必要があります。
実際に代金の受領を確認した後は、システムが提供する各予約に対する"承認"ボタンを利用することにより、各予約の管理が効率的に行えます。
マニュアルでの支払いによる実際の金銭の受け渡しなどは、それぞれの運用上で行ってください。又SuperSaaSは外部の請求書発行システム利用に関する一切含め、マニュアルでの課金設定のいかなるサポートも提供致しませんので、必ず一定以上の技術及び知識を要する方が自己責任において活用下さい。
支払いなど予約受理可能な状態になった時点で、マニュアルでの予約承認を行い、予約を確定する必要があります。
予約の承認方法などは、予約とユーザー管理を参照ください。
SuperSaaSのシステム上にて支払いを追跡したくない場合は, プロセスタブページ内にて、
もし代わりに、請求書を使用したり、支払いをマニュアルで追跡したりする場合は、 を選択してください。
注意点として、この文脈の"支払いを完了" の意味として"請求書の送信"などを意味する場合があり、必ずしも支払いが行われることを意味するわけではありません。
請求書発行
請求書発行を使用できるようにするには、連携可能な請求書発行プロバイダーのアカウントを持っている必要があります。
現時点ではStripe、PayPal、及びMoneybirdが利用可能です。
SuperSaaSで請求を設定する前に、各サイトでアカウントを作成する必要があります。
請求書発行のプロセス
請求書を設定し、ユーザーが予約を作成すると、チェックアウト画面に"請求書を作成"ボタンが表示されます。ユーザーがこのボタンをクリックすると、請求書は送信するまで保存されます。
時が来れば、請求書プロバイダーに送られ、そこで顧客に請求書が送られます。
請求書プロバイダーは、請求書が支払われたかどうかを追跡できます。
SuperSaaS内では、請求書が送信されているかどうかのみを確認できます。
支払い設定画面にて、予約後 (又は予約前) に請求書を送信する時間を指定します。
予約を再スケジュールすると、請求書も再スケジュールされます (まだ送信されていない場合)
請求書が送信される前に予約を削除すると、請求書は送信されなくなります。
支払い設定画面には、送信を待機しているすべての請求書リストへのリンクが含まれていますので、手動で請求書を削除するか、すぐに送信することができます。
請求書の送信が待機中の予約はスケジュール上で マークで表示されます。
請求書はバッチで生成されるため、請求書が表示されるまでに時間がかかる場合があることに注意してください。
スケジュールまたは各スケジュールの管理画面で予約を確認すると、請求書が送信されたかどうかが、インジケーター そして"送信済み請求書"というテキストで表示されます。
請求の設定

- プロセスタブ内、支払い又は承認を必要としますか?セクションにて、 を選択、そして画面下、 をクリック。保存後、設定画面の概要タブへ移動します。
- プロセスタブを再度選択し、支払い又は承認を必要としますか?セクションの右側支払い設定リンクへ

Stripe
Stripeアカウントの"API keys"セクションへ
- 新規"Restricted key"を作成
- "Customers", "Credit notes" 及び "Invoices" resource typesへ"write" 権限を付与
- "Restricted key"をコピー
- 次に、ページ上部のテストモードスイッチを切り替え、これらの手順を繰り返して"Restricted" test keyを取得します。
テストキーは、実際に請求書を送信せずに請求書をシミュレートするために使用されますが、ライブキーは実際に請求書を顧客に送信します。 - 支払い設定ページでキーを追加し、
- また、StripeアカウントのPayment Methodsセクションで少なくとも1つの支払い方法が有効になっていることを確認してください。これにより、顧客がオンラインで請求書を支払う方法を指定できます。

PayPal
PayPal developer Dashboard"My Apps & Credentials"セクションへ
- 新規"App"を作成
- "SuperSaaS"など名前を付けて、"App Type"が"Merchant"に設定されていることを確認
- Business Accountを選択し、"Create App"
- 次の画面で"Client ID" と "Secret"をコピー
- この同じ画面で、このアプリの権限を制限することもできます。"Invoicing"のみを有効にしておくことをお勧めします。
- "Save"し、"My Apps & Credentials" 画面へ
- 画面上部の"Live" モードに切り替え、上記の手順を繰り返して"Live Client ID"と"Live Secret"を取得します。 テストキーは、実際に請求書を送信せずに請求書をシミュレートするために使用されますが、"Live" の詳細は実際に請求書を顧客に送信します。
Moneybird
- "Connect to Moneybird"ボタンをクリックするだけで、Moneybirdにリダイレクトする新しいウィンドウが開き、接続が設定されます。
- Moneybirdは、接続する管理者を尋ねます。
- 選択した管理のデフォルトの"Invoice Workflow" と "Corporate identity"を使用します。Moneybird内でこれらを調整できます。
Paystack
Paystack account"Developers"セクションへ
- "Live Secret Key"をコピー
- "Test Secret Key"をコピー、 テストキーは、実際に請求書を送信せずに請求書をシミュレートするために使用されますが、"Live" の詳細は実際に請求書を顧客に送信します。
- 支払い設定ページで
マニュアルでの支払い
支払いを受領したいが、オンライン予約のプロセスにおいて統合された決済オプションを使用したくない場合、SuperSaaSはマニュアルで支払いを処理するための2つのオプションを提供します。どのオプションを選択するかは、クレジットカードを受け入れるかどうかによって異なります。
クレジットカードを選択しない最初のオプションは最も簡単です。チェックアウト時に、クライアントに支払い手順が提示され、支払いを受け取ったら、システムにて手動で予約を承認します。このオプションは、小切手や銀行振込をリクエストする場合に特に便利です。これは、ヨーロッパの多くの国でクレジットカードによる支払いよりも一般的な2つの支払い方法です。
2番目のオプションでは、クライアントからクレジットカード情報を収集できます。セキュリティ上の理由から、クレジットカード情報を電子メールで送信することはできません。 そのため、クレジットカード情報はあなたのSuperSaaSサイトのアカウントに保存されます。 新しい情報が利用可能になったときに電子メールで通知するようにシステムを設定できます。
このコードは、カードが即座に処理された場合にのみキャプチャできます。CVC番号は取得されないため、あなたのクレジットカードプロセッサがCVC番号のないカードを処理できる場合にのみ、カードを処理できます。
決済方法の提供

- プロセスタブ内、支払いまたは承認が必要ですか?セクションにて、 を選択し、画面下 をクリック
- プロセスタブを再度選択し、支払い又は承認を必要としますか?セクションの右側の支払い設定リンクへ

- ‘一般設定’にて、Gateway mode: を選択し、 。管理画面ダッシュボードへ戻ります。
- レイアウトタブを選択
- ページの下部近くに、チェックアウト画面に表示するメッセージフィールドがありますので、マニュアルでの支払い手順を入力可能です。

安全なクレジットカード情報の収集
- プロセスタブ内、支払いまたは承認が必要ですか?セクションにて、
トランザクションごとにメールを受信する場合は、 予約の新規または変更を他の人に通知しますか?にて適切なオプションを選択し、1つ以上のメールアドレスを入力します。
を選択。 - 画面下 をクリック
- プロセスタブを再度選択し、支払い又は承認を必要としますか?セクションの右側の支払い設定リンクへ

- ‘一般設定’にてGateway mode: を選択
- 画面の下部に、新しいセクション、クレジットカードの設定が表示されますので、受け入れるクレジットカードを選択します。
すべてのカードのチェックを外すと、システムはクライアントにクレジットカードの種類を尋ねません。
カードタイプを指定する利点は、SuperSaaSが数字の長さ、開始桁、およびチェックサムの基本的なチェックを実行することにより、入力ミスを回避できます。 - しダッシュボード画面へ
- レイアウトタブへ移動
- ページの下部近くに、チェックアウト画面に表示するメッセージフィールドがありますので、チェックアウト時に表示される追加の支払い条件または指示、掲載したい注意文や連絡を設定することも可能です。
承認のみを目的としてクレジットカード情報を収集する場合になどに活用できます。
ブラウザは、適切な証明書を持つサーバーとの安全な接続を設定します。
セキュアサーバーに接続すると、システムが自動的にカスタムドメインからセキュアサーバーのドメインに変更します。支払いセクションを離れると、システムはカスタムドメインの使用に戻ります。
クレジットカードプロセスのテスト
ログアウトして、クライアントへの表示とまったく同じようにスケジュールが表示されることを確認し、スケジュールのWebアドレスに移動します。予約時に、クレジットカードの詳細を尋ねられるはずです。
入力されたクレジットカード番号は、クレジットカードの種類で指定されたカードであるかどうか簡易的にチェックされます。
有効なクレジットカード番号を入力するか、または、テストなど仮のクレジットカード番号で挙動のテストを行いたい場合、テスト用の認証カード番号として「4111 1111 1111 1111」のカード番号が使用できます。
番号チェックをスルーして、挙動を確認することができます。
顧客には、 のマークが付いた予約が表示されます。
カーソルをその上に置くと、 '支払い認証は保留中' になります。 アイコンをクリックすると、これらの詳細に戻ることができます。
ログアウトして、管理者として再度ログインします。
作成した予約の横に、以前と同じ アイコンが表示されます。
クリックして支払い画面に移動すると、 ボタンが利用可能になっていることがわかります。
予約や支払いを承認したくない場合は、'予約の削除'をクリックするだけです。
後で気が変わった場合は、 管理画面に移動し、概要タブで、チェックするスロットの横にあるスパイグラスアイコンをクリックします。
下にスクロールし、ゴミ箱を表示をクリックし、このスロットで削除されたすべての予約のリストを取得します。
予約の編集アイコンをクリックし、保留中として復元するか、承認します。